大切なテントの保護や室内で快適にすごすなら、グラウンドシートにこだわるのをおすすめします。
グラウンドシートって必要?ブルーシートとかレジャーシートでなんとかなりそうだけど……
ブルーシートでも代用できますが、グラウンドシートの方が使い勝手いいです!
本記事では、グラウンドシートの魅力と選び方・おすすめの7モデルを紹介します。
グラウンドシートが気になる方は、参考にしてください。
グラウンドシートとは?魅力と選び方のポイント
まずはグラウンドシートの魅力と選び方のポイントを紹介します。
快適な室内にはグラウンドシートが必須
グラウンドシートはテントを保護したり、室内を快適にしてくれます。
- テントのヨゴレ・キズを防ぐ
- テントの浸水を防ぐ
- 小石・砂利などの凹凸を減らす
- 底冷えを防ぐ
大切なテントには機能性が高いグラウンドシートを使うと安心ですね。
テントに合ったサイズ・形を選ぶ
グラウンドシートにはいろいろなサイズ・形があるため、自分のテントと合ったものを選んでください。
正方形・長方形・ペンタ・ヘキサなど形で候補をしぼってから、サイズを詳しくチェックするとスムーズに探せます。
ジャストフィットを狙うなら、テントのブランドと揃えるのも手です!
ちょうどいいサイズがないときは、テントに合わせて切れば大丈夫。
テントの底面に対してグラウンドシートが大きいと浸水の原因になります。
グラウンドシートがテントの底面からはみ出さないよう、テントの底面より1回り小さなものを選びましょう。
防水性・耐久性・保温性などの機能で選ぶ
防水性・耐水性・保温性などの機能がしっかりしたグラウンドシートは使い心地いいです。
機能がイマイチだとブルーシートとあまり変わらないことも……
グラウンドシートの素材は、主に化学繊維や合成樹脂です。
ポリエステルなどの化学繊維を使ったグラウンドシートは表面を防水加工しているので、加工がはがれると水に弱いですが、コンパクトにたたみやすくデザインも豊富。
PVCなどの合成樹脂を使ったものは、水を通さない素材で値段も安いためコスパがいいですが、バリバリっとした質感が苦手な方もいるかもしれません。
分厚いグラウンドシートは、丈夫で底冷えを防ぐものが多いです。
キャンプスタイルで選ぶ
モーターキャンプ・ツーリングキャンプ・バックパックキャンプなど、スタイルによって使いやすいグラウンドシートは違います。
積載量に余裕があり重量も考えなくていいモーターキャンプでは、多少重くても機能を重視したグラウンドシートがおすすめ。
一方、荷物を減らしたいツーリングキャンプ・バックパックキャンプは、コンパクトにたためる軽量のグラウンドシートがいいですね。
グラウンドシートのおすすめ人気7選
ここからは、厳選したおすすめのグラウンドシートを7つ紹介します。
コスパよしのキャプテンスタッグ「テントグランドシート」
お財布にやさしいグラウンドシートは、キャプテンスタッグ「テントグランドシート」。
いろいろなサイズ展開がありますが、2,000×2,000mmなら2,000円を切るお値段です。
キャプテンスタッグはアウトドアの有名ブランドなので、クオリティも安心できます。
設営がカンタン!ロゴス「ぴったりグランドシート」
ロゴス「ぴったりグランドシート」は設営がカンタンで、四隅のヒモをテントと結ぶだけOKです。
張り具合を調整できていいですね!
質感はビニールシートに近いですが、値段が安く多少手荒に扱っても気になりません。
タープとしても使えるディーオーディー「ワンポールテント用グランドシート」
おしゃれなワンポールテントにはディーオーディー「ワンポールテント用グランドシート」を敷きましょう。
薄手ですがタープとしても使えます。
耐水圧は5,000mmで、よほど悪条件でないかぎり浸水対策には十分なスペックです。
15cmの立ち上がり付きOne Tigris「バスタブ型グランドシート」
One Tigris「バスタブ型グランドシート」は端が立ち上がるグラウンドシートです。
15cmの立ち上がりは、雨・虫・砂ボコリなどの侵入を防止。
インナーテントなしのバップテントやタープと組み合わせるとリラックス空間ができますよ。
サーカスTCにぴったり!iBeamed「5角形グランドシート」
テンマクデザインのサーカスTCと合わせるならiBeamed「5角形グランドシート」は要チェック。
純正のグラウンドシートが手に入りにくいので、社外製アイテムでもあると助かりますね。
シートの形に合わせてペグダウンするだけで設営できるのも魅力です。
セットで便利なコールマン「2ルームハウス用テントシートセット」
コールマン「2ルームハウス用テントシートセット」は、インナーシートとグラウンドシートがセットで便利です。
インナーシートには厚さ4mmのスポンジが入ります。
コールマンの2ルームテントにぴったりサイズで設営がスムーズです。
コールマンはもちろん、スノーピークなどほかのブランドのテントに使う方も!
耐水圧10,000mm以上のオガワ「PVCマルチシート」
なるべくテント底を濡らしたくないなら、オガワの「PVCマルチシート」がイチオシ。
耐水圧10,000mm以上とズバ抜けたスペックは安心感がありますね。
※
おすすめ人気グラウンドシート比較一覧表
製品名 | テントグランドシート![]() | ぴったりグランドシート![]() | ワンポールテント用グランドシート![]() | バスタブ型グランドシート![]() | 5角形グランドシート![]() | 2ルームハウス用テントシートセット![]() | PVCマルチシート![]() |
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特徴 | コスパが高い | 四隅のヒモをテントに結ぶだけ | ワンポールテント向け | 雨・虫・砂ボコリの侵入防止に | サーカスTCにぴったり | インナーシート・グランドシートのセット | 水に強いPVC素材 |
サイズ | (約)1,870×1,870mm | (約)2,620×2,620mm | (約)3,150×2,700mm | (約)2,000×1,100×150mm | 4,350×4,150mm | インナーシート: (約)3,100×2,300mm グランドシート: (約)3,000×2,150mm | 2,100×2,100mm |
重量 | (約)570g | (約)860g | (約)1kg | 400g | (約)1.8kg | インナーシート: (約)2.4kg グランドシート: (約)0.8kg | (約)2.2kg |
材質 | ポリエチレン | PEラミネートクロス | ポリエステル | ナイロン | オックスフォード | インナーシート: ポリエステルタフタ、PEスポンジ、PVC グランドシート: ポリエチレン | PVC |
耐水圧 | – | – | 5,000mm | 3,000mm | – | – | 10,000mm以上 |
収納袋 | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
グラウンドシートの評判・口コミを徹底調査
グラウンドシートに関する口コミをTwitterから調査しました。
良い口コミ
これらの良い口コミをまとめると、
- 小さいものは軽くて使い勝手よし
- レジャーシートにも使える
- テントの掃除がラク
テントの下に敷くだけでなく、レジャーシートやタープの代わりにもなるものもあります。
グラウンドシートが付属しないテントもあるので、サイズに注意して揃えておきましょう。
悪い口コミ
これらの悪い口コミをまとめると、
- 大きなグラウンドシートは雨で汚れやすい
- グラウンドシートを干すのが面倒
浸水対策もグラウンドシートの役目ですが、テントに対して大きすぎると浸水しやすくなるため注意が必要です。
テントより一回り小さいグラウンドシートを用意するか、切ったり折り曲げたりして使うのをおすすめします。
グラウンドシートはある程度キレイならOKですが、カビないよう使用後の乾燥は大切です。
スペースの確保と天気に注意して干すようにしてください。
グラウンドシートのよくある質問(Q&A)
グラウンドシートに関するよくある質問をまとめました。
グラウンドシートはブルーシートで代用できる?
ブルーシートやレジャーシートでも、ある程度はグラウンドシートの代用になります。
しかし、耐水・保温など機能面ではやはり専用のグラウンドシートの方が優秀です。
予算がカツカツならブルーシートでもとりあえずOKですが、快適なキャンプを楽しむならグラウンドシートを用意するのがおすすめですよ。
ちょうどいいサイズのグラウンドシートがない場合は?
サイズがぴったりのグラウンドシートがない場合は、テントの大きさに合わせて切れば大丈夫です。
浸水予防のために、テントの底面より一回り小さいサイズにすると使い勝手よし。
多少大きいくらいなら折りかえすのもアリです。
グラウンドシートの手入れはどうすればいいの?
水拭きなどで軽くキレイにすればOKです。
グラウンドシートはヨゴレるものなので、あまり神経質になる必要はありません。
カビないようにテントと一緒にしっかり乾かしましょう。
おすすめのグラウンドシートまとめ
グラウンドシートは、テントの保護や室内を快適にするためのアイテム。
ブルーシートでもいいですが、お気に入りのテントを使うならグラウンドシートを用意するのをおすすめします。
- テントの保護・浸水防止・保温などの役割がある
- 浸水予防にはテント底より1回り小さなサイズがおすすめ
- キャンプスタイルに合わせると使い勝手よし
- グラウンドシートによってはタープとしても使える
- ブルーシートでも代用可能だけど、機能性ではグラウンドシートが優秀
- ぴったりサイズがなければカットしてもOK
テントに合ったグラウンドシートを使うと、撤収・後片付けがラクになります。
急な雨でも慌てないようにグラウンドシートを準備してからキャンプに出かけましょう。