キャンプで絶対に必要なギアといえば「テント」。
必需品であるテント選びでは失敗したくありませんよね。
さまざまなメーカーが多種多様なテントを発売し、その種類は膨大。
初心者は「どれを買えばいいのだろう?」と迷ってしまうことも多いはず。
本記事では、初心者がテントを選ぶときのポイントとおすすめのテントを4種類紹介します。
初心者向けのテントとは?魅力と選び方のポイント
初心者が知っておくべき3つのポイントとして、
- テントの基礎知識
- 選び方のポイント
- 人気のブランド
を紹介します。
テントの種類

テントの代表的な種類は
- ドーム型テント
- ロッジ型テント
- ワンポールテント
の3つ。それぞれの特徴を紹介します。
ドーム型テント
ポールを2本交差させてドーム状の骨組みを作って組み上げるのがドーム型テント。
自立させるのも簡単で、キャンプ場などで多く見かける、一般的なテントのイメージに最も近いといえるでしょう。
荷物がかさばらず持ち運びやすく、初心者でも簡単んに設営できます。
ロッジ型テント
数日間滞在する場合に人気なのがロッジ型テント。
家族全員が入れるほど広さが確保され、四角い形が居住性にすぐれているのが特徴です。
骨組みの数が多いため、設営に多少時間がかかりますが、グループで設営を行えば初心者でも問題なく使えます。
テント内の居住空間が広いので、テントの中で食事を楽しむことも可能です。
ワンポールテント
設営に自信がない方や女性にも人気なのがワンポールテント。
中心のポールを1本立てるだけで簡単に設営できるので、作業時間を大幅に短縮して設営できます。
ソロキャンプや日帰りキャンプにもぴったりで、気軽に使えるテントとして注目されています。
テント選び方のポイント
初心者がテントを選ぶときのポイントを紹介します。
- 2〜3万円前後の価格帯がおすすめ
- 初心者ならワンポール型テントドーム型テント
- 通気性がよく、耐水圧が高いテント
2〜3万円前後の価格帯がおすすめ
初心者だと、どれくらいの頻度でキャンプするか分からないですよね。
道具にコストをあまりかけたくないという方もいるでしょう。
しかし、あまりにも安いテントは耐久性や使い勝手に問題が起きやすく、最低でも2〜3万円前後の価格のテントがおすすめです。
初心者ならワンポール型テントドーム型テント
初心者にワンポールテントとドーム型テントをおすすめする理由は、どちらも設営が簡単という点。
ドーム型テントは、ペグを使って地面に固定する「ペグダウン」をするのも、ポールを立ち上げてテントの形にしてからでも可能です。
またワンポール型テントは、床面をペグダウンして固定し、中心にあるポールを立ち上げれば設営が完了するので、初心者にもやさしいといえます。
通気性がよく、耐水圧が高いテント
初心者は、通気性が良いテントがおすすめです。
通気性のほかに、雨が心配なときにそなえ、フロアの耐水圧が高めのものを選ぶと安心です。
初心者向けテントのおすすめ人気4選

初心者向けテントのおすすめテントを紹介します。
Snow Peak(スノーピーク)「アメニティドーム」
スノーピークのテントが、初心者から上級者まで幅広い層に支持されている理由は、豊富なラインナップと使いやすさ。
ユーザーのレベルに合ったモデルを用意しているので「どれを選んでいいのか分からない」という初心者も安心安心です。
初心者に特におすすめなのが「アメニティドーム」シリーズです。
アメニティドームは、その名の通りドーム型のテントで、一般的なドーム型テントと比べて前室部分のスペースが広めになっていることが特徴です。

Coleman(コールマン)「タフシリーズ」
安定した人気をほこり、信頼性が高いテントとして人気があるコールマンのテントは、耐久性と撥水性の高さが魅力。
特に「タフシリーズ」のテントは、従来のテントに多かった「設営のときにピンとポールが外れやすい弱点を解消する構造」になっています。
外れにくいアシストクリップを使用するよう改良されており、誰でも超簡単な設営が可能です。
そのため、初心者でも設営に心配がありません。

DOD「ワンタッチテント」
初心者でも設営が簡単にでき、なおかつソロキャンプや子供専用テントとして使えるのが、DOD の「ワンタッチテント」です。
その名のとおり、ワンタッチで設営できる簡単さでありながら、室内が2人用のスペースを確保されています。
ソロキャンプでもストレスなく使用でき、子供用テントとして複数人でも使用できる点も利便性が高いです。
また、折りたたんでキャリーバッグに収納した状態の寸法が「長さ約70cm、直径約19cm」とコンパクトなので、持ち運びやすいのもメリット。

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)「ストームブレイク 1、2」
ノースフェイスの「ストームブレイク」テントは、入門用テントとして初心者でも扱いやすいように開発したエントリーモデル。
重量は約1.4kgと非常に軽く、女性でも持ち運べる重さなので、車やバイクなどを使わずに公共交通機関で移動する際にも助かります。
設営も非常に簡単で使い勝手が良く、慣れれば10〜15分程度で設営を完了させることが可能。
耐風性にも優れているので、春先など風が強い時期のキャンプでも安心です。

おすすめ人気の初心者向けテント比較一覧表
製品名 | アメニティドーム![]() | タフシリーズ![]() | ワンタッチテント![]() | ストームブレイク![]() |
---|---|---|---|---|
特徴 | 一般的なドーム型テントと比べて前室部分のスペースが広め。 | 従来のテントに多い弱点を解消する構造。 外れにくいアシストクリップを使用するよう改良されていて誰でも超簡単な設営が可能。 | ワンタッチで設営でき、2人用のスペースを確保。 子供用のテントとしてなら複数人でも使用可能。 長さ約70cm、直径約19cmと非常にコンパクト。 | 入門用テントとして初心者でも扱いやすいように開発したエントリーモデル。 重量は約1.4kgと軽量で設営も簡単。慣れれば10〜15分程度で設営可能。 |
形状 | ドーム型 | ドーム型 | ワンタッチ型 | ドーム型 |
最大人数 | 5人 | 5人 | 2人 | 1人 |
初心者におすすめテントの評判・口コミを徹底調査
初心者向けテントに関する口コミを調査してみました。
良い口コミ
ワンタッチの使いやすさは、やはり格別のようですね。
設営したあとのスタイルがかっこいいという声もありますし、初心者向けとしてもおすすめなのは確かです。
悪い口コミ
収納時の大きさは、人によって使いにくいと感じることもあるようです。
「通気性確保のための通気孔が欲しい」という意見もありました。
キャンプに慣れてくると初心者向けテントを卒業し、もっと上のカテゴリーが欲しくなるようです。
初心者向けのテントよくある質問と回答(Q&A)

初心者が気になるテントに関する質問と回答を紹介します。
Q:テントのメンテナンスはどうすればいいの?
テントの使用後は、汚れをしっかり落とすことが大切です。
汚れを落とす際に強くこすったりしてしまうと、テントの生地を痛めてしまうため、中性洗剤をつけたタオルなどで汚れを部分的に落としましょう。
湿気が残っていると生地がカビてしまったり、嫌なニオイが残るので、洗ったあとはよく乾燥させることも重要です。
Q:テントが壊れてしまった場合はどうすればいいの?
まずはメーカーの公式サイトやカスタマーサービスに問い合わせましょう。
メーカーごとに異なる場合もありますが、ほとんどは一定期間の保証期間が設けられています。
Q:本当に1人でもテントの設営はできるの?
本記事で紹介したドームテントやワンタッチテントは、1人で設営ができるように設計されています。
ドーム型テントは、初心者でもキレイに設営できるように工夫されているものが多く、ワンポール式のテントであれば、真ん中のポールを立てるだけで設営が完了します。
初心者向けテントまとめ
本記事では、これからアウトドアを始める方でも使いやすい、初心者向けテントについて紹介しました。
- ドーム型やワンタッチ型のテントがおすすめ
- 価格帯は最低でも2〜3万円のものが安心
- 通気性や耐水性、耐風性を確認する
以上の3点を抑えて選べば、きっと自分にあったテントを見つけることができます。
迷っても、ショップのスタッフが気軽に相談に乗ってくれるはずです。
自分に合った最適なテントを見つけましょう!
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