なぜ義務教育でプログラミング学習が必要なのか?

小学校からプログラミング教育が必修になり、子供の将来に本当に役立つのか疑問に思う保護者の方も多いのではないでしょうか。

小学校で学習する理科は、中学校や高校でも勉強しますよね。ところが実社会において科学や生物について知識があるに越したことはありませんが、役立つかというと必ずしもそうではありません。

しかしロボットやIT化、人工知能(AI)、IoT化というキーワードが注目されてきている現代においてスマホは必需品であり情報収集や調べものもインターネットが必須といえます。それに加えて情報の量はインターネット上で無限に増え続けています。

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義務教育でプログラミング教育を導入する背景

なぜ義務教育の小学校からプログラミング教育を必修化するのか?ポイントとして今後の社会で起こりうる変化が大きく関係しております。

技術革新の急速な進展

文部科学省HP「小学校プログラミング教育に関する資料」

身近なもので技術革新を実感できるものとして皆さんが普段使っている「スマホ」をイメージしてみてください。日本で初めて発売されたスマートフォン「iPhone 3G」は2008 年ですが、普及し始めたのは2010年以降でまだ10年経っていないくらいなのです。

技術の発展やロボット、人工知能(AI)の普及によって、新しい技術の開発はますます加速してくるので10年もあれば全く新しいモノが出来てしまいます。2045年頃には人工知能(AI)が人間を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)に到達すると言われています。

日本の人口減少問題

文部科学省HP「小学校プログラミング教育に関する資料」

表は2006年までのデータを元に作成されているので数字が一致していませんが、日本の人口自体が2008年に1億2,808万人をピークに減少しているのです。2020年1月1日時点で総務省統計局が公表している日本の人口は1億2,602万人です。

最近では出生率も下がってきて少子高齢化も進んでいるのはご存知の方も多いと思いますが、さらに自然増減数(出生数から死亡数を減じたもの)も毎年マイナスを記録しておりその数字は年々多くなってきています。日本全体でどんどん人口が減少しているのです。

新たな社会「ソサエティ5.0(Society5.0)」の到来

ソサエティー5.0とは、日本が提唱する未来社会のコンセプトで、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)と説明されています。

時代の変化に対応するためのプログラミング教育

これまで産業革命によって働き方や生活スタイルが変化してきました。今後10年〜20年程度の間にどんどん仕事が自動化される可能性が考えられていたり、現在の義務教育で教えていることだけでは将来通用しなくなるのではないかという予測できない変化を前向きに受け止めて対応していくことが必要です。

時代の変化に対応していくためには今後プログラミング的思考を取り入れた教育が必要であるというわけです。

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