ゲームばかりしていた子供の将来は?ゲーム依存症になった体験談

実際にゲーム依存症になった経験のある社会人の方へ体験談を頂いたので紹介します。

目次

ゲーム依存症になった体験談

こんにちは。

皆さんのお子さんはゲームをされていますか?

ゲームをやりすぎて不安だと感じたりしていませんか?

僕は現在28歳ですが、幼いころにゲーム依存症になりました。

その時病名はまだありませんでしたが、一日5時間近くゲームをやり続けていたことを考えると、そう言って差し支えないと思います。

なぜそうなったのか?

親にどうしてほしかったのか?

そういった観点で記事を書かせていただきます。

ゲーム依存は他の悩みが原因

僕は小さいころ、小学1年生の頃にゲームボーイカラーに触れ、ポケモン金銀というゲームを楽しんでおりました。

そこでゲームに初めて触れました。とても楽しくて、毎日やっていたのですが、

両親はそれを嫌い、僕の視力が悪くなったことをきっかけにゲーム自体を厳しく禁止してしまいました。

当時の自分はあまり気づきませんでしたが、父親は感情的で、機嫌が悪い時はとても高圧的で、しかし機嫌がいい時は何をしても怒られないというような気分屋だったため、常に父親のご機嫌伺いにおびえていました。

そのモヤモヤから、あまり家にはいたくなく、家の外で遊ぶようになり、父親への反抗心からなのか、ゲームばかり友達の家でやるようになり、友達からも「ゲーム以外もやろうぜ」と言われるぐらいでした。

母親は、友達の母親から聞いてそれを知っていましたが、父親に怯えていた自分は、常に「外で遊んでいたよ」「こういう鬼ごっこをしたよ」とウソ話を作って家族に話していました。

母親は特にゲームをする僕のことを厳しく怒ることはなく、ただ、ゲームをしていて本来やるべきことや、お手伝いをサボってしまった時はしっかり怒っていました。

そういう意味では、母親と僕とゲームの在り方についてはバランスがよかったのかもしれません。

しかし、母親も僕と2人で過ごす分にはよかったのですが、基本的に何でも受け流すタイプでした。放任主義と言いますか、「まあなんとかなるよ」というタイプでした。なので、僕は父親の怒りに大変頭を悩ませていて、何度か母親に相談したのですが、「まあ、気にしなくていいよ」と流すタイプだったので、どうにも相談してもあまり深く聞いてもらえている印象を持てなくて、母親にはいつしか悩みを話さなくなってしまいました。

父親には当然、悩みを振ることは一切ありませんでした。悩みを話している間に、いつ怒られるかわかりませんでしたから。

そうして、いつしか中学生になるころには、いろんな悩みのほとんどを、両親に話すことはなくなってしまいました。

そのうち、ゲームと数学がとても好きになりました。

ゲームや数学はやった分だけ褒めてくれます。やって、失敗して、実力がなければ褒めてくれない(ゲームの中で、報酬が手に入らない。数学なら、答えが出ない)、けど、ちゃんと実力や練習が実れば、褒めてくれます。

感情的な父親に振り回されていて、母親も淡々としてあまり干渉してくれなかったからこそ、安定して褒めてくれるゲームにハマったのかなと思っています。

ゲームを1日に5時間以上やる毎日

数学ができたため、高専に進学しましたが、かなり専門的な技術高専だったため、ゲーム持ち込み自由の、半ば大学のような高校でした。

それがあまりよくありませんでした。

本来、僕は高専のプログラミング学科に入りたかったのです。しかし成績が足りず別の科に合格となったのですが、進路相談もろくにできず、勧められるがまま入った学科だったため、全然自分にあってなくて、しかし両親や親せきは「いい学校入ったね」というから、やめるわけにもいかず、ますます悩みが募り、どんどんゲームしか居場所がなくなってしまいました。

その結果、電車の通学時間、トイレ、寝る前、授業中も隙を見てゲームをやるまでになり、

どんどん成績は落ちていきました。

一日5時間、土日や夏休みで、両親がいない時は一日8時間はやっていました。

プログラミング学科への転科なども考えたのですが、結局父親に相談もできず、誰に相談したらいいかもわからず、そのまま合っていない科で延々と勉強していました。

結局高校を途中でやめるはめになり、予備校に通うことになりました。

そこで、ようやくゲームとのまともな付き合い方を覚えました。

そこでは、同期がかなり少ない予備校だったため、一人でゆっくり考える時間が増えました。

高校では、成績が悪いと怒られましたし、同期に煽られるし、同期との人間関係なども相まってどんどん悩みが募っていましたが、高校をいったんやめたことで、いろんな縛りから切り離されたような気がして、踏ん切りがつきました。

相変わらず両親に相談はうまくできないままでしたが、自分の中で悩みを整理できるいい時間になりました。

そうしたら、「なんか、悩みから逃げるようにゲームをしているな」と客観視できるようになりました。そうして、「あ、別に今、ゲームしなくてもいいんじゃない」と思えるようになり、するりとやめられました。

5時間もやっていたのに、今や2時間程度。

と言っても、ゲームは好きですが、何よりコントロールしてできるようになりました。

やりたいときに5時間やるときは今もありますが、それは体調が整っていたり、やることが終わっているときだけ。まとまった時間もないのに、他の生活を圧迫してまで毎日5時間やっていたときとは違います。

この、「自分でコントロールできるかどうか」は、大きなポイントだと思います。

依存の原因は親にもある

前置きが長くなりましたが、ゲーム依存に目を向けられることは多いですが、ゲームに依存してしまうのは、“褒め”が大きな要因だったのでは、と思っています。

ゲームはうまく褒めてくれます。しかし、父親は怒ってばかり、母親は特に干渉せず、と、両親は誰も褒めてくれない…。
そうしてゲームにハマりました。

お子さんをちゃんと褒められてあげていますか?
お子さんが欲しい”褒め”を与えてあげられていますか?

そこが依存の入り口なのです。

今でこそ、社会人になって母親とこういう話をすると、「もっと褒めたかったけど、甘やかしそうになって抑えていたよ」と言っていました。逆に、今はとても褒めてくれます。

けれども、「褒め」というのは、何より子供の自己肯定感にとても大切なものなのです。
褒めすぎてはよくない、なんてことは、僕はないんじゃないかと思っています。
仮にゲームにハマりすぎた子供から、ゲームを取り上げただけでは、ゲーム以外のものにハマります。それは悩みが解消されていないからです。

自分はゲーム以外にも、SNS依存にもなりましたし、恋愛依存にもなりました。
だから、高校時代は依存まみれのひどい状態でした。

こういうと僕の両親がとんでもなくひどい人間に見えますが、そうではありません。僕の兄弟は依存することなく普通に進学し、就職しましたし、父親も感情的と言えど暴力は一度もすることはありませんでしたし、母親も放任と言っても怒るべきところではキチっと怒ってくれましたし、一般常識とかけ離れたような存在ではないと思います。その二人と、たまたま僕は歯車が合わず、付き合い方に苦戦したからこそ、こうなってしまいました。

だからこれは、どこの家庭でも起こりうることだと思います。

ゲームに限らず、何かに依存するということは、何かが足りていないから、埋まっていないから依存するのです。

・お子さんに指導をする場合、他の遊びや物と同じラインで話をする

自分の場合、両親は友人との遊びや門限については多少ルーズだったのに、ゲームだけに異様に厳しかったため、反発心を覚え、逆に依存してしまいました。

ゲームばかり目の敵にしていませんか?

僕は小学生ながら、明らかにゲームが嫌いな両親が見えていたから、余計に反発心を覚えてしまいました。子供はそういう不公平感に敏感です。

もし、遊びすぎていて勉強ができていないのなら、それは他の遊びも含めて、指導をすべきだと思います。不公平感を与えないように、他の遊びと同じラインで指導をする必要があると思っています。

今の子、ゲームやりすぎじゃない?という不安

今の子供たちがゲームをやりすぎて不安になることがあるかと思います。

しかし、今やコロナ禍だったり、ゲームがたくさん売れたり、公園でやることが減ってしまい、オンラインゲームが幅広く売れたことで、ゲームは昔よりもコミュニケーションツールとしての役割の比重が大きくなっています。

だから、2時間毎日やっているような状態でも、僕のような深い悩みがなければ、他の遊びと同じように自然とやめていきます。
僕のように、もし何時間もやって、いつまでもやめられないようなら、ゲームではなく、心の悩みがないのか優しく聞いてあげてください。

今や、ゲームは、ゲームクリエイター、プログラマー、ゲーム実況など、仕事にできるきっかけにいくらでもなり得ます。
僕はプログラミング学科に行けずにゲーム依存になっていきましたが、もしプログラミング学科に行っていたらまた人生違ったのかな…とも思います。
うまく道を導いてあげれば、ゲームを将来の仕事に生かすこともできると思います。

もしお子さんのゲームが気になる方。
お子さんの悩みはないかな。
ちゃんと褒められてあげられているかな。

ふと、振り返ってみませんか。
僕は、僕のようなゲーム依存者が出てほしくないですが、ゲームを嫌いにはなってほしくないと思っています。
ぜひこの機会に、考えてみてほしいなと思います。

まとめ

子供がゲームばかりしていて困っているという人も多いですよね。

IT化が進んできてゲームの種類もたくさん発売されてきて、スマホ1台さえあれば無料で簡単に出来ます。

また、最近のゲームには、今年から小学校の教育でも導入されたプログラミング教育を学べるものもあります。

もし、子供がゲームばかりしていて悩んでいる場合は、まず無料で出来るプログラミング教育を体験してみませんか?

いくつかのプログラミングスクールでは、無料のオンライン体験授業を実施しています。

入会するかどうかは別として、子供がプログラミングが学べるゲームに興味を持ってくれたら嬉しいですよね。 

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